前世はきっと寒がりなオオカミだった気がするワイです。
もともと極度の冷え性で、11月後半にはファンヒーターを点火してしまう根性なし。
ただ在宅ワーカーにとって冬場の灯油代は痛い出費となる。
今回は北国某所で寒さに打ち震える滑稽な男の凌ぎを見ていただこう。
灯油高騰で石油ファンヒーターが使えない
灯油価格がついに18Lで2,000円台(配達)に突入した。これはワイが一人暮らしを始めた20年前のおおよそ2倍の価格である。収入は当時の半分程度なので笑えない。
去年くらいから灯油代を節約する為に、石油ファンヒーターの使用を控え重ね着や電気毛布で寒さ対策に勤しんでいる。
とはいえ、ここは日本有数の寒冷地(豪雪地帯)として有名な北国某所である。
最低気温が-5℃程度ならギリギリ耐えられる。ただこれが-10℃超えとなると活動限界が迫ってくる。
マウスを握る手から血の気が失せ、PC作業もままならない状況に陥ってしまう。
やはり外部から体を温める熱源が必要になる。
ちなみに寒がりオオカミの普段の様子はこうだ。
灯油代と電気代を節約する重ね着のコツ?
ここ数年、冬場はまともに働いていない。必然的に部屋で過ごす時間が長くなる。
途絶え気味になる収入に反比例して、光熱費(とくに灯油代)は跳ね上がる。
出来る限り安価に温もりを獲得する方法を考える必要があった。
そしてたどり着いたのが電気敷き毛布というアイテムだった。
わずか40wの消費電力でも使い方次第で、厳冬期を乗り切る立派な暖房器具となりえる。
寒がりオオカミの場合、まずは電気毛布をひざ掛けとしてセットする。さらにその上から薄手の毛布などで覆う。
それでもまだ寒ければ、イラストのように首からすっぽりと厚手の毛布を羽織る。
ここまでやると電気毛布の熱が外部に逃げずに、体全体をじんわり温めてくれる。
経験上、外気温が-5℃程度なら灯油に頼らず生き延びることが出来る。これは実証済みである。
ちなみにワイが2シーズン愛用しているアイリスオーヤマの電気毛布のコスト(電気代)は、1時間あたり約1円である。仮に24時間つけっぱなしでも24円程度と財布に優しい。
ちなみにワイのような使い方をする場合、5~20w出力でも十分温かく1日あたりのコストもはせいぜい10円程度。
かじかむ手をちょこちょこ懐で温めつつ、PC作業するには最適なアイテムである。
※この記事は2018年12月に別ブログで公開されたものを再編集して転載している。コストの計算は当時の電気料金を基準にしている。
カーボンヒーターは寒冷地では役に立たない?
室内に暖房器具がない状態で、気温-8℃は寒いというより痛い。鞭打つ寒さとはこのことだ。
まだ12月なのに冬本番、2月のような寒さの日もある。
ここまで来るともう電気毛布の熱源だけでは追いつかなくなる。その日はやせ我慢が効かず布団に潜り込んだ。
それから数日後、メルカリで購入した電気ストーブ(カーボンヒーター)が届いた。
カーボンヒーターの詳しい説明は割愛するが、今回購入したものは消費電力が400w/800wで1時間当たりの電気代は約24円(800w)である。
これは電気毛布のコストと比較して最大20倍にもなる。
ただし人間一人を凍死させない程度に温めるのであれば、400w運用でも十分だ。この場合1時間当たりの電気代は約12円。毎日10時間1ヶ月使用した場合の電気代は3,600円程度となる。(※実際は5,000円増;;)
概ね石油ファンヒーターの1/3~1/2くらいの燃費。しかし体感できる暖かさは半分以下。
部屋全体を温めるファンヒーターと違って、カーボンヒーターはじんわり焚き火にあたるような感覚だ。お一人様用の暖房器具と割り切って使うなら実用的と言える。1時間あたり12円で得られる熱量としては侮れないものがある。
また灯油を使わないので、部屋の換気にそこまで神経質になる必要もない。それにしても、この野外のような室内で寒さを凌ぐワイのサバイバル生活はいつ終わるのだろうか?
容赦ない光熱費の高騰で年々極寒の冬を越すのが大変になってきている。(続く)
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