アルファックスというメーカーの激安コーヒーミルを購入してみた。Amazon最安値1,600円にしては侮れない品質で、硬めのコーヒー豆でも、しっかり中挽きで挽くことが出来た。
コンパクトなサイズゆえ、一度に挽ける豆の量は2杯分が限界。
これで1年壊れずに使い続けられたら最高だなと思う。
ポーレックスのパクリ疑惑が確信に変わるレベルの商品だけど、1/5の価格ならもう何も言うまいという気持ちになる。
※アルファックスは日本の会社だけど、「Made in China」となる。
アルファックス コーヒーミルを分解すると
この手のコーヒーミルを洗浄する場合、ある程度いや完全分解する必要がある。
洗浄といっても軽く水洗いしたり、ブラシやエアダスターなどでコーヒーかすを取り除く程度の話。僕はハブラシ使ってるけど。
問題は分解した後、きちんと元に戻せるかだ。とくに赤い番号が振ってあるパーツは正しく戻さないと故障の原因になりかねない。
アルファックスのコーヒーミルの場合、以下の手順で組み立てることができる。
※1と3は同じパーツ。
(1) 本体上部の軸受に、切り欠きを合わせてプラスチックパーツをはめる。四角い出っ張りが下向きになる。
(2) 本体上部から軸を通す。
(3) 軸の反対側から(1)と同じプラスチックパーツを切り欠きに合わせてはめる。四角い出っ張りが上を向く。
(4) バネを通す。向きは関係ない。
(5) ワッシャーの返しを下向き(セラミック刃側)にして軸に通す。
(6) セラミック刃を取り付けてネジで締める。
シンプルな構造に見えて、勢いで分解したら戻すのが意外と大変だった。
※セラミック刃と一体化したプラスチック部分も分解できる。
スリムタイプ(手動)は手が疲れる
アルファックスの激安コーヒーミルを3日使ってみて痛感している事がある。
スリムタイプのコーヒーミルは腕にかかる負担がデカい。本体がステンレス製で表面がスベスベなのでグリップが安定しない。
握力が弱い女性だと相当疲れると思う。
僕はちょっとした筋トレのつもりで楽しんでいるが、、次は電動にするだろう。
コスパは素晴らしいが、使っていればそれなりに不満も感じる。
※手のひらを霧吹きなどで軽く湿らせると思いの外しっかりグリップすることできる。
受け皿に問題あり?
この商品は挽いたコーヒー粉の受け皿に透明なプラスチックパーツが使われている。すでに本体との隙間にコーヒー粉が入り込んでいるのがわかる。
厄介なことに、このプラスチック部分を取り出すことができない。Amazonの商品ページには取り出すことができるとあるが無理だった。
この状態で水洗いすると、わずかな隙間から浸水してしまい乾燥に一苦労する。
このプラスチックパーツはミル本体を支える役割も担っているので、どうしても下方向に押し込みガチになる。結果キツくハマってしまうのだろう。
中挽きの調整方法
浅漬けレビューの最後にアルファックスコーヒーミルで中挽きにするセッティングについて紹介する。
この画像はかなり拡大しているため粗挽きよりに見えるかもしれないが中挽き相当である。
セラミック刃のネジを締め込むほど細挽きになるが、締めすぎると刃が本体側の臼状の刃に干渉してしまう。中挽きはギリギリを攻める感じになる。
調整ネジは一定の回転数(角度)ごとにカチっとクリック音が鳴る。
ネジを一番締め込んだ状態から、5クリックほど緩めて挽いたのが画像のものだ。ミルを空回して時々セラミック刃が掠るくらいの距離感となる。
コーヒー豆が硬いと、それでも粗挽き寄りの粒が出てしまうので難しいところではある。
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