散髪代を節約するためにセルフカットを始めて5年以上経過したはず。その間、床屋に行ったのは一度きりだ。
ワイがバリカンでやる髪型って、坊主かちょっと長めのスポーツ刈りが多い。ただし腕前は相当なモノで、セルフカットとは信じて貰えないくらいには綺麗に仕上げられる。
あらゆる手段を尽くしてね。
もちろん最初から上手く出来たわけではないが、試行錯誤しているうちに自分なりの方法論や手順を確立する事が出来た。
セルフカットで刈り残ししないバリカンの持ち方
※イラスト右が、ワイが思うスポーツ刈り?のイメージ。
今回はセルフカットで難しい、耳まわりと襟足の刈り上げを綺麗に仕上げるコツをいくつか紹介したいと思う。まあ考え方の部分だ。
まずはバリカンの持ち方について。これはかなり重要。
バリカンはアタッチメントの先端に指がかかるように持つのがワイの基本形。刈る部位によって多少持ち方は変わるが、とにかく先端を持つべし。
このように持つことで、アタッチメントと頭部の距離感(角度)をコントロールしやすくなる。また指先(おもに小指)で頭部の形状を感じながら操作することで、刈り残しや刈りすぎといったミスも予防できる。
この持ち方と合わせ鏡(三面鏡など)を併用して丁寧に作業すれば、坊主やスポーツ刈りで失敗するリスクは少なくなる。
※ワイが使用しているバリカンは、パナソニック「ER-GF40」。
セルフカットの刈り上げライン(耳周り・襟足)
ワイの場合、このような刈り上げゾーンを設定してセルフカットしている。
まず基準となる2本の赤いラインを引く。
ライン1は、おでこと眉毛の中間にあり、刈り上げラインのもっとも高い部分だ。ライン2は、後頭部にある"外後頭隆起"とよばれる骨の出っ張った部分に設定している。
横顔のイラスト、1と2を緩やかなS字の曲線でつなぐと刈り上げ境界(ゾーン)が完成する。この範囲を3mm〜12mmのアタッチメントを使い分けて刈り上げる。
ワイの場合、襟足部分は6mmで刈り上げて、キワの部分はカミソリなどで整えている。アタッチメントなしのバリカンでも可能。
ポイントは最初に後頭部(襟足)の刈り上げゾーンを完了させてから、耳まわりの刈り上げゾーンとつなげて馴染ませること。この順番でやると、刈り上げが失敗しにくくなる。
セルフカットに散髪バサミは必須
所詮素人のセルフカットである。後々刈りムラやムダ毛(飛び出した毛)の処理が必要になる。そのとき必要になるのが散髪バサミだ。
ちょっと長めのスポーツ刈りなら、前髪や頭頂部のボリュームを調整するのにすきバサミがないと困るだろう。散髪バサミは普通のハサミとは使い勝手が比べ物にならない。
誰かに仕上げを頼める状況であれば、普通のハサミでもそこそこ切れる。ただしお一人様の場合、道具の性能でそれを補う必要があるわけだ。
セルフカットに必要なもの…
セルフカットに初めて挑戦する場合、どんな道具や準備が必要か考えてみた。
バリカンと散髪用ハサミは必須。
サイドや襟足をカットするには合わせ鏡の環境も必須。
ワイは使わないけど櫛(くし)や、カットクロスのような物もよく用いられる。
切った髪の毛を包んで捨てるための新聞紙とゴミ袋。床になにも敷かずにカットすれば毛くずを片付けるための掃除機も必要になる。
最後に身体にまとわりつく細かい髪の毛をパンパン払うハンドタオルなど。あとコロコロもあった方がいい。
そしてなにより、セルフカットは自然光が差し込む天気の良い日にやるべし!
それが成功への第一歩(近道)である。
※坊主やスポーツ刈りに高価なバリカンは必要ない。ワイも長年愛用しているパナソニック「ER-GF40」の後継機「ER-GF41」で十分である。
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