日本にもいつか食糧危機が訪れる?不穏な世界で備蓄の必要性を考える

2022/09/26

フランスで世界最大規模の生鮮食品市場 (ランジス) が大火災。アメリカでは100ヶ所以上の生産工場が火災で被害を受けている。それ以前にも牛や鶏など家畜の大量殺処分といった報道もあった。

日本でも先日、マルハニチロ広島工場で大火災が発生した。

今後もこの異常事態の連鎖が続くなら、日本もいつか食糧危機問題に直面するかもしれない。経済崩壊と食料問題はセットで訪れる。

そして世界は昆虫食ブームである。食糧危機を踏み台にその流れを手招きする勢力の存在を感じる。学校給食やスーパーにはコオロギ入りの食品が登場している。

何かとてつもない違和感を感じる。

イタリアの経済首都ミラノでパンと牛乳を求める人達の長蛇の列をSNSで目にした時は驚いた。

日本だっていつ何が起きてもおかしくない状況だ。何しろ経済の低迷が下限を超えてマイナスに振れている。

難破船日本丸から脱出を試みる船員が後を絶たないのも当然だろう。

最低限の備蓄は必要になる

とりあえず食糧危機煽りによる物資不足だけは勘弁して欲しい。この手の情報がネットやメディアを通じて拡散されると、社会がヒステリーを起こしてとんでもない事態に発展する。

いまコロナ禍で経験していることが、そのまま当てはまる。

本当は足りているのに足りなくなる。分断が加速する世界でワイのような弱者が生き残れるとは到底思えない。悲観し過ぎだろうか。

ワイは現在の政府に対しては不信感しかないので、当面の間は自衛の手を緩めるつもりはない。他人本位ではなく魂(腹)で考え答えを見つけたいと思っている。

そこで備蓄の必要性についてだが。

昨今の社会情勢や怪しげな気候変動政策(SDGs)に絡めた締め付けなどを考慮すると、緩々とでもやっておく方が良いだろうという結論に至った。

震災時の避難所生活という苦い経験もあることだし。

ただし備蓄に回せる資金は限られているので、最低限必要な物資を効率よく備えるという形にはなる。

備蓄に必要な費用はどれくらいか?

ワイは押入れの空いたスペースに非常用の備蓄をしている。飲料水以外の生活用水はポリタンク(18L)×4個分をベランダで保管。

普段飲む水は水道水を浄水器(ポット)で濾過して、2Lペットに入れて保管している。ペットボトルを定期購入するより安く上がるし、いつでも綺麗な水が飲める安心感にも繋がる。

備蓄用の生活用水は自分の誕生日に一斉に交換する。

以下が現在ストックしている物資となる。

    生活用品

  • テッシュペーパー(5箱)
  • 使い捨てタオル
  • 懐中電灯(各種乾電池)
  • カセットコンロ(ボンベ10本以上)
  • ロウソク
  • 使い捨て紙皿
  • 重曹/クエン酸
  • 簡易トイレ

    食品

  • 飲料水(2ケース/2L×18本)
  • ご飯(200g×20個/湯煎出来るもの)
  • サバ缶・シーチキンなど(合計20個くらい)
  • 味噌汁(他コーンポタージュなど)
  • ナッツ類(2kg)
  • バナナチップス(1kg)

これら品物の購入にかかった費用は、約3万円である。

※食べ物は1週間分を想定した量をストックしている。ただ深刻な食糧危機が現実になった場合、この程度の備蓄では焼け石に水だろう。

備蓄食材で太るやつ

以前はカップ麺にチョコやキャラメル、あとワインなども備蓄していた。しかし目につく場所に好物があると我慢できずに結局食べてしまう。

備蓄用にキットカットお得用を箱買いした時は、1日1袋というありえないペースで食べきってしまった。

ローリングストックのはずが、贅肉をストックするハメになった。

ワイのように意思が弱く食べ物の誘惑に打ち勝てない人は、備蓄用に好きな食べ物を選ぶのはやめた方がいい。精神衛生上よくない。

生存に必要な最低限の食料という目線に立ち、好物や魅惑的な食品は選ばないに限る。選ぶとしても一つくらいにしておくべきだろう。

ワイの場合それがナッツ。

※現在、食生活の改善に成功したことで砂糖や小麦・ジャンクフードとは一定の距離を置いて付き合っている。

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