雑記ブログの収益化が難しい理由はアフィリエイト報酬が下がったから?

2022/09/17

雑記ブログの収益化に挑む初心者ブロガーにとって、1万円の壁はとてつもなく高い。そして誰もが楽な方法を模索しているうちに道に迷ってしまう。

記事を書かずに有名ブロガーの成功体験を読み漁り、SNSではブログ仲間を見つけては名刺交換(励まし合い)に時間を費やす。

今日も期待に胸を膨らませいい気分で眠るのだ。

5年運営している雑記ブログの収益がヤバい

当ブログはアクセスや収益にこだわって運営する雑記ブログだが、メインブログはある程度ジャンルを絞ったお役立ちブログのような形態で運営している。

2018年から4年半かけて投稿した記事数はたった50記事。ブログ収益も多い時で4,000円ほどだ。ただ放置状態でも月間6,000〜8,000pvほどあり、現在はリライトによるアクセスアップに取り組んでいる。

現状はアドセンスより物販の収益が多い。

またメインブログに関してはWebライティングで仕事を得る為のポートフォリオのような役割も果たしているので、収益以上の価値があると思っている。

ブログ記事の外注はクライアントしか勝たん

ワイは2017年からクラウドワークスを足がかりに、Webライターの世界に足を踏み入れた。誰もが知るようなメディアに記事を提供した経験こそないが、文字単価1円以上の仕事を継続して受注出来ている。

本来なら自身の運営するブログで大きな売上を立てたかったが、日々の生活に追われ即金性の高いWebライターから足を洗えない状況が続いている。

Webライティングにおけるワイの強みは、サイトの規模に応じたキーワード選定(SEO)による手堅い集客である。これは上手で読みやすい文章を構築するスキルとは一線を画すものだ。

2021年にクラウドワークスで長期契約したクライアントのアフィリエイトサイトに50記事投入した結果、2022年の累計収益が30万円を超えた。1記事あたりの外注コストは3,000~6,000円(文字単価1円)程度だ。

この間、ワイが得た累計報酬は約22万円程度だった。クライアントはわずか1年で元を取ったどころか黒字転換を達成し、以降の収益は丸々自身の儲けとなる。この状況を互いに喜び称え合ったが、ふと我に帰った瞬間に悔しさが込み上げた。

本来であればこのスキルを自分のブログに全投入したかったと。

目先の稼ぎに固執せず、もっと自分のブログを頑張っていれば今頃ワイは、、、だったかもしれない。いやはやなんとも見苦しい妄想だな。

Webライターはクライアントの要望(設計)に沿った記事を書くことで報酬を得ている。ブログの成功におけるライターの功績を過大評価するべきではない。そんなことは重々承知している。

それにしたって能力の無駄遣いによる損失が甚だしい状況だ。

トレンドブログからの撤退

ワイは2015年後半からトレンドアフィリエイト(テレビ・映画・CMネタ)を実践して、2017年には月収8万円に到達していた。しかし滞納していた借金を精算するためにブログを売却(譲渡)した過去がある。

当時は月額1,000円かけてサーバーを借りWordPressでサイト運営していたが、借金返済後はドメイン以外のコストがかからない無料ブログ(Blogger)を使うことにした。

トレンドブログの稼ぎやすさはアクセスの集めやすさだった。そこに、カードローン、転職、保険、投資といった広告が表示されてクリックに応じた報酬が発生する。

興味のないネタを日々掘り下げて、記事を量産する虚しさと向き合い続け、その対価を受け取るスタイルである。

実践者が非常に多く、キーワードの争奪戦、ネタのパクり合いが常態化している。精神的にも相当キツく、撤退後は二度と足を踏み入れまいと決意した。

せっかくブログを運営するなら、自分の興味や読者に役立ちそうな価値のある情報を発信したいと思うのが人間だろう。

2018年、ワイはトレンドブログを卒業して自分の価値観に寄り添ったブログ運営を開始した。

それが5年続けて月収4,000円のメインブログってわけだ。

アフィリエイト報酬が減り続ける現実

ワイがトレンドアフィリエイトを実践していた頃は、アドセンスのクリック単価が30円を下回る事はなかった。現在は10円を下回ることもある。

Amazonや楽天のアフィリエイト報酬に関しても、料率に対する上限がなく大きく稼ぐことが出来た。当時は料率2%で10万円の商品が売れれば、2,000円の報酬だったが現在は1,000円という上限が設定されている。

これだけ見てもアフィリエイト業界の体力のなさが如実に現れていると感じる。まあこの業界に限らず、日本全体が不景気ということもある。

このような世界線で知識やスキルなしで、ブログで稼ぐなど無理ゲーでしかないと思う。

ブログは30~50記事で方向性が見える?

雑記ブログは基本ジャンルにこだわらず、好きなことを書いていくスタイルでいい。ただしこの、「好きなこと」ってのが曲者だ。もしそれが世間のニーズと噛み合ってなければアクセスは永遠に集まらないし稼げない。

ブログで稼ぎたいなら「SEO」「キーワード選定(競合調査)」といった知識は必ず必要になってくる。一部の天才を除いては。

雑記ブログで30記事くらい書き散らかすと、当たり記事が一つ二つ出てくる事がある。さらにアクセスが増加傾向なら、ブログが検索エンジンから評価され強くなり始めている可能性がある。

このタイミングでジャンルに特化した運営に切り替えるのもありだ。ワイのメインブログが今まさにその道を辿っている。

強みと弱みを見極めてマネタイズの方向性を決めるわけだ。

もし仮に50記事書いて1日のアクセスが0〜30pv程度なら要注意だ。キツイ言い方になるが、ゴミ記事を量産している可能性が高くなる。

Googleが提供する「Search Console」などを活用してブログの質や方向性などを検討するべきだろう。

またSNS等で実績のある先輩ブロガーに直接ブログを見てもらうという手もある。

※ブログに何を書くかは貴方の自由!これらの見解はあくまでブログでお金を稼ぎたい人へ向けたものである。

Search Consoleが教えてくれる

以下はワイのメインブログに42記事投稿した時点の検索パフォーマンス(※Search Console)である。

対象の期間は過去28日分。

検索パフォーマンス解説

※二語の組み合わせでも、検索ボリューム的にロングテール狙いと言える。

上位のクエリを見れば分かるけど、絵やイラストに関する物が多い。非常にニーズのあるジャンルだが、表示回数を見てもらえれば分かるようにニッチワードを攻めている事が見て取れる。

メインブログに関しては、少ないアクセスでも確実に上位表示できるキーワード選定を心がけている。お陰で月一回程度の更新頻度でもアクセスは微増傾向にある。

Search Consoleを活用してアクセスアップを狙う場合、取り敢えずは「表示回数」と「検索順位」にギャップがあるクエリを強化していけば良い。

既に上位表示に成功しているキーワードがあれば、関連ワードを調べて関連記事を増やしていく。これやらない人がとても多い印象。

※関連記事を増やす場合、狙っているキーワードが違っても内容が似通っていると重複コンテンツと判定されてしまう事がある。

月10万円稼ぐブログを目指す!

このサブブログで10万円稼ぐことがワイの目標。今は高いモチベーションを保てているがいつまで続くか。

この熱が冷めてしまう前に出来るだけたくさん記事を書いてアクセスを集めたい。それなりに仕事もあるけど1ヶ月で20記事は書きたい。

3ヶ月後このブログがどうなっているか見ものだ!