ブログ運営は取り組みやすい副業の一つだが、綿密な事業計画を立てて取り組む人は少ない。
最速で稼ぐ場合、アクセスに依存するマネタイズは非効率的かもしれない。
雑記ブログで好きなことを書きながら、アドセンスや物販を併用してまったり稼ぐ。アクセスの増加に伴い、塵も積もればなんとやら方式は時代遅れなのか?
ワイは、この安直でベタな方法でしか稼いだ事がないので、それ以外のやり方を語れない。ブログはアクセスで稼ぐ、、作業量が質を生み出すビジネスだと思い込んでいる。
まあ聞こえは良いが大半の人が路頭に迷い挫折してしまう。
ちなみに記事数とアクセス数は一概に相関せず、無駄な努力を見極める知識が必要になる。
適切なキーワード(ニーズ)を選定して、検索エンジン(Google)に評価される記事を積み上げる。ただし結果が出るまでに数ヶ月または数年を要する。
特別なスキルは必要ないが、この仕組みに対する理解がないと100記事書いても月間1,000PVを達成できないかもしれない。
※特定の広告に特化するスタイルでも、基本部分(SEO)の考え方は共通である。
1,000PV達成に必要なブログの記事数?
ブログはアクセスを稼いでなんぼ。たかだか月間1,000PVで苦戦しているわけにはいかない。
例えば33記事投稿して、各記事が毎日1PV集めれば月間1,000PVとなる。これがブログ初心者にとっては難しい場合がある。
検索ニーズ(需要)のない記事を、いくら量産してもアクセスは集まらない。
わずか数記事で月間1,000PVに到達する人もいれば、30記事書いても1日10PV稼げない事もある。
とりあえずブログ初心者は、良い記事より検索にヒットする記事構成を心がけるべきだろう。
ちなみにワイのブログ戦略は、ニッチなワードでブログを強化して更新頻度に頼らず長期的に安定したアクセスを稼ぐスタイル。
サンプルとして、ワイが運営している2つのブログ(Blogger)の現状を晒す。
サブブログ(egoloop) | |
記事数 | 27記事 |
---|---|
直近30日間のアクセス数 | 476PV(17.6PV/1記事) |
2022年12月の収益 | 約100円 |
参入ジャンル | エンタメ / YMYL系 |
運営期間 | 約4ヶ月 |
運営コスト | 1,628円(ドメイン代金) |
メインブログ | |
記事数 | 49記事 |
---|---|
直近30日間のアクセス数 | 8,827PV(180.1PV/1記事) |
2022年12月の収益 | 約4,000円 |
参入ジャンル | PC / クリエイティブ / ガジェット |
運営期間 | 約4年半 |
運営コスト | 1,728円(ドメイン代金) |
まず現状が示すように、記事数とアクセスは相関していない。
それどころか1記事あたりの集客力に10倍もの差が見られる。
メインブログでは13記事目に投稿した自作PCネタが、掲示板に引用されたことで瞬間的に3,000PVに到達した。その後もニッチキーワードで記事を積み上げ現在の攻勢に至る。_運も実力の内ということで。
あと2、3記事で月間1万PVを超えるかもしれないし、10記事追加しても超えないかもしれない。こればかりは投稿してみないと分からない。
あと当ブログ(egoloop)に関しては、記事数もまだ少なく検索エンジンからの評価も0に近い。
それでもエンタメ系の記事が、ニッチワード(ロングテールワード)で上位表示に成功したことで、1日10〜20PV程度のアクセスが発生している。
ブログ運営において全ての記事が等しくアクセスを集めることはまずない。この界隈にもパレートの法則は存在する。
総アクセスの8割を、2割の記事が叩き出す法則。
ワイはこの2割を一軍(メジャー)、それ以外の8割を二軍(マイナー)と定義している。
この2割に該当する一軍記事は、時間経過にともない二軍へ降格する。ブログの成長は、この2割の一軍記事を支える残り8割の二軍記事の質によって決まると言ってもいい。
ブログ投稿を続けて行くと、ヒット記事が生まれる瞬間がやってくる。スマッシュヒットの波である。
日々10PV未満だったブログが、ある投稿をきっかけに突如30PVとか、100PV、1,000PVと跳ね上がる。1軍選手誕生の瞬間である。
このブログ初期に誕生した一軍選手がマイナー落ちするタイミングで、ブログにとてつもない事が起こり始める。このフェーズまで試行錯誤しながら頑張る事ができれば、ブログ収益化は間違いなく加速する。
ワイのメインブログの一軍選手は5人程だが、まだマイナー落ちした選手はいない。これを聞いてワクワクしない奴はブログを楽しめない(理解できない)と思うので、別の副業を探した方がいい。
仮に50記事投稿しても一軍選手を排出できずに月間1,000PV未達という状況であれば、ブログの方向性を見直すか、最初からやり直すほうがいい_とワイは考えている。
いわゆる辞め時、または頑張り時である。
ブログ(チーム)が強くなる記事の書き方
ブログで稼ぎたいなら、集客経路は検索エンジン一択である。そしてその仕組みがGoogleのアルゴリズム(SEO)に支配されていることも覚えておこう。
ブログが検索エンジンに評価され始めると、月1回程度の更新頻度でもアクセスの維持が容易になる。それどころか急激な増加に転じることも珍しくない。
検索ニーズ(キーワード)に適切な答えを返す記事を積み上げることで、ブログは確実に強くなっていく。
ブログを野球チームに例えると、いきなり質の高い一軍選手を迎え入れる事は難しい。そこで少しでもチームの底上げに貢献してくれそうな協力的な人材を探すことになる。
それがフィールドプレーヤーではなく、ボールボーイやたんなる野球好きのオジサンでも構わない。当面は野球という目的でつながる事が重要になる。
彼らが熱心にチームを宣伝してくれれば、いずれ一軍選手を引き抜くチャンスもうかがえる。
この例え話は、記事のキーワード選定に役立つかもしれない。
多様なネタを扱う雑記ブログだからこそキーワード選定は重要になる。まだピンときていない人の為に説明するが、ボールボーイや野球好きのオジサンってのはニッチキーワードの比喩である。(T_T)
ワイの経験則で、"野球好きのオジサン"を検索ボリュームに換算すると、、、約10~1,000となる。ブログ初心者(ブログ開設時)はココらへんを狙えばいい。(※確実性を求めるなら100以下。)
単一ワードの検索ボリュームが10万でも、二語・三語の組み合わせでボリュームを絞り込む事ができる。
ただし検索ボリュームが小さくても競合が強ければ、キーワードの見直し(ずらし)や撤退が必要になる場合もある。とはいえブログは記事を書いてなんぼの世界。作業量が疎かになるほど慎重になる必要はない。
目標が決まっていながら、行動しない方が余程リスキーである。
あなただけの成功法則でマッチョなブログを作り上げて欲しい。
稼げないブロガーが疎かにしている作業
マネタイズ目的のブログ運営は、検索エンジンの仕組みを理解した上で取り組まないと、数ヶ月ほどで無給に耐えられなくなり挫折する。
1.検索ニーズ(市場調査)→2.キーワード選定(質問を決める)→3.記事作成(回答する)の流れを理解する。
本記事のキーワード選定をこの流れに当てはめるとこうなる。
検索ニーズ(市場調査)
手始めに、「ブログ」というワードの月間検索数を「aramakijake.jp」でチェックしてみる。
結果は、Yahoo!が134,600件、Googleが538,400件だった。
この数値は「ブログ」というワードを含む検索ワードの予測検索数(月間)である。「ブログ アクセス」「ブログ 初心者 稼ぎ方」「ブログ 失敗」など全てが含まれる。
ブログという単一ワードの段階で134,600件なら、二語、三語ではさらに市場は縮小する。ライバルが減ればそれだけSEOが効きやすい状況になる。
この記事で狙う「ブログ 月間 1,000pv」の検索ボリュームは、Yahoo!が14件、Googleが56件だった。ニッチワードだが1ページ目(5位以内)に表示されれば、月間100PV以上が見えてくる。
最低ラインとして、1日1PVを意識しながらコツコツ記事を積み上げていく。
キーワード選定は複数のツールでチェックする
今回狙う三語のキーワードは「ラッコキーワード」でも検出されたので、そのまま使うことにした。ロングテールキーワードとして「初心者」「記事数」「書き方」なども想定する。
ツールでヒットするキーワードを利用しながら、現実はロングテール(弱者の戦略)で集客する感じになる。
生まれたての赤ん坊がハイハイを覚えたら、月間1,000PV達成である。
記事を作成する前に、、
狙うキーワードが決まったら、記事を書く前に必ずやって欲しいのがライバルチェックだ。
ブログは基本、検索結果の1ページ目に表示されなければ永遠に読まれない。これを上位表示というが、1ページ目にどの程度のライバルがいるか調査する必要がある。
検索需要が多くてライバルが少ない、またはライバルが弱い(記事の質が低い)市場で勝負することを心がける。
実際に「ブログ 月間 1,000PV」で検索(Yahoo!)してみると。
TOP5全ての記事のタイトルに適切なキーワードが含まれている。そもそもブログ集客に関する記事なので、SEOが効いているのは当然である。ライバルが強いのは想定内。
本来なら狙わないキーワードだが、当該記事の趣旨がニッチワード戦略なので、ロングテールにおける集客に成功できるか検証するためにあえて取り組んでいる。
2週間後、上位表示に失敗しても1日1PVでも集客(検索エンジン)できていれば大成功と言っていい。SEOにおいて、0と1の差は計り知れない。
一般論(定説w)として、ヒットした記事のタイトルにキーワードが適切に含まれていない場合、そこは狙い目の市場と判断できる。ただし個人サイトがヒットしていなければ、キーワードを見直す必要がある。
検索結果に企業サイトに準ずるメディアばかりが乱立するキーワードは避けた方がいい。草野球チームがプロ野球に挑むのは無謀である。
もちろん挑戦する自由はある。
長々と説明してきたが、ブログ初心者でも検索ニーズを意識した記事を積み上げることで必ずアクセス(金)は稼げるということになる。
手取り足取り説明しなくても、この程度の説明で理解して貰いたい。
【結果発表!】ニッチワードで上位表示出来たか?
当記事は、「ブログ 月間 1,000PV」という三語のキーワードを選定して作成されている。2023年1月24日に投稿(公開)し、26日にインデックスされた。
初動の検索順位はYahoo!・Googleともに17位(2ページ目)という結果だった。
記事の性質上、ニッチワードにおいてもライバルのSEOは相当強い。10ページめくっても、SEOが効いた記事がズラリと並んでいる状況だ。
Webライターとして多くのSEO記事を手掛けてきたワイですら、上位表示は簡単ではなかった。現状の順位ではアクセスはほぼ望めない。
ただし当記事は前述した通りロングテールを意識して作成されている。検索順位の変動を踏まえ、もうしばらく様子を見る必要がある。
キーワードにもよるが、初動で30位以内に表示されるような記事であればブログにとってマイナスになる事は考えにくい。関連記事が増えることで結果的に上位表示することもある。
検索ユーザーは答えを探している、我々ブロガーは問題(質問)を見つけて自分なりの答えを返していけばいい。
※ちなみに、今この記事を読んでいるアナタ。どうやってこのブログを知りましたか?それが答え(アクセス)です。
ブログが失敗する前に、、
しつこいようだが、雑記ブログで50記事以上投稿して月間1,000PV未満の場合は、この記事の内容を実践しているかどうかチェックしてみて欲しい。
そしてキーワードの見直しやリライトをオススメする。
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